腰椎後方椎体間固定術後深部感染ないし偽関節に際し椎体間cageを抜去する際の工夫

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タイトル別名
  • The safety procedure for the removal of the intervertebral fusion cages in case of the deep intervertebral infection and pseudoarthrosis after PLIF and TLIF

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当院では腰椎後方椎体間固定術にて椎間に達する際、病変が脊柱管狭窄であるか、椎間孔狭窄であるかで、正中アプローチを用いて経脊柱管的に椎間に達するいわゆるposterior lumbar interbody fusion (PLIF)と、多裂筋内から侵入するアプローチ(Wiltse変法)を用いて経椎間孔的に椎間に達するtransforaminal lumbar interbody fusion(TLIF)を使い分けている. 術後深部感染ないし偽関節に際しcageを抜去する際は、PLIF、TLIFに関わらず、全例Wiltse変法で進入し、経椎間孔的に椎間に達する事で抜去している.  今回13例のcage抜去術を経験したが、経椎間孔的抜去法により全例合併症を生じる事無く、比較的容易に抜去し得た.本法は従来法と比しcage抜去の際有利である可能性がある.

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