欧州統合の提唱者、クーデンホーフ・カレルギーの思想と行動
書誌事項
- タイトル別名
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- オウシュウ トウゴウ ノ テイショウシャ クーデンホーフ カレルギー ノ シソウ ト コウドウ
- An Advocate of the European Integration, Coudenhove-Kalergi's Original Idea and Activities
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説明
欧州統合の歴史をさかのぼると、第一次世界大戦後、"汎ヨーロッパ論" を唱えたクーデンホーフ・カレルギーの名前が浮かび上がる。クーデンホーフは、欧州統合に関して具体的かつ論理的な提案をした最初の人物である。彼のアイデアは、第二次世界大戦後に発足したEECからECを経て現在のEUに至る過程の中に具現している。しかし、クーデンホーフは欧州統合の歴史の中では、なぜか影が薄い。本稿では、クーデンホーフの唱えた欧州統合論の内容とその思想的背景について考察し、彼に対する評価についても言及する。併せて彼の生い立ちやその生涯についても紹介したい。なお、欧米の先行研究などの資料収集が不十分で、未だ研究途上にあるため、本稿は「研究ノート」として掲載する。
収録刊行物
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- 共栄大学研究論集
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共栄大学研究論集 (4), 163-173, 2006-03-31
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813196973056
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- NII論文ID
- 110004321791
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- NII書誌ID
- AA1183870X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles