書誌事項
- タイトル別名
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- カンキョウ センシンコク ドイツ ギカイ ノ ケツダン
- Decision on German Parliaments in Environment Advanced Nation
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説明
ドイツ連邦議会は、「原発は予測不能な損害を生ずる決定的なリスクがあるため、誰でもがその責任を負うことができない」として、原子力発電への利用を終了させることを決めた。一方、日本は地震国で海溝型巨大地震は周期的に起こると高い確率で予測しているにもかかわらず、その震源の真上に浜岡原発を稼働させている。この両国の違いは何であろうか。日本は、国民に対する最悪のリスクを回避しようとしていない。これは、政府、電力会社、マスコミなどの組織的な国民に対する欺きである。国家が壊滅状態となることを無視し、国民への議論を退け思考の空白をつくっている。かつて日本軍が戦争を起こした組織的な倫理観の欠如のようなものであると思える。ドイツ人に比べ日本人には組織になると倫理観の欠如という不幸な体質があると考える。
収録刊行物
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- 共栄大学研究論集
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共栄大学研究論集 (8), 67-77, 2010-03-31
春日部 : 共栄大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813196983808
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- NII論文ID
- 110007590196
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- NII書誌ID
- AA1183870X
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- ISSN
- 1880859X
- 13480596
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- NDL書誌ID
- 10740815
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
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- CiNii Articles