ショアリング技術であるTポスト・ショアに焦点を当てた教育指導に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • ショアリング ギジュツ デ アル Tポスト ・ ショア ニ ショウテン オ アテタ キョウイク シドウ ニ カンスル イチ コウサツ
  • A study on educational guidance focusing on shoring technology T post · shore
  • ショアリング ギジュツ デ アル Tポスト ショア ニ ショウテン ヲ アテタ キョウイク シドウ ニ カンスル イチコウサツ

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説明

緒言:自然災害、大規模災害等の災害に関する研究が進んでおり、災害が発生した際の救助者の技術 も世界的に広がってきている。近年では総務省を中心に災害対策として、ショアリングについて検討 が行われている。しかしながら、ショアリングの知識、及び指導方法についての研究はほとんど報告 されていない。  そこで本研究は、救助訓練など専門的な訓練を行っていない本学の救急救命学科の学生を対象とし て、ショアリングの知識、及び指導方法について検討することを目的とした。 方法:被験者は、弘前医療福祉大学短期大学部に在籍している救急救命学科であった。ショアリング の講義、演習4コマを実施し、専門的な訓練を行っていない学生に対するショアリング指導の教育的有 効性を検討した。 結果と考察:本研究における全4回の講義・演習前後の質問紙の結果では、すべての項目において有意 な習熟度の向上が認められた。さらに、 Tポスト・ショア作成にともなう行動分析では、作業開始から 終了までの時間において、一部作業工程にばらつきが存在することがわかった。 結論:専門的な救助訓練を行っていない学生を対象としたUSAR・ショアリングに関する4回の単元計画において、教育効果が認められた。

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