仮定された風景ー越中で家持と池主が共有した世界ー
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説明
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「越中」という鄙に赴任した家持にとって、越中の景を表現しようとした場合、都の歌の景えお捉え直すことが必要となっていく。その時、同じ都の文化圏を共有する池主との贈答によって実景を超えた「景」という新たな表現を作り出していくことが可能になったと思われる。その表現世界は、都でも越中でもない歌世界の仮定された「鄙」となるのであった。
収録刊行物
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- 別府大学大学院紀要
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別府大学大学院紀要 19 1-8, 2017-03
別府大学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813227606272
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- ISSN
- 13450530
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB