「国際ボランティア論」における教育実践と学生の変容

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タイトル別名
  • Educational Practice and Empowerment of Student at “International Volunteer Studies”
  • 「 コクサイ ボランティアロン 」 ニ オケル キョウイク ジッセン ト ガクセイ ノ ヘンヨウ

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抄録

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ボランティアにおいては自発性が重要であるとされ、何かきっかけがあれば、学生は潜在する自発性を駆使してボランティア活動に興味関心をもつ。「国際ボランティア論」の授業では、NGO やNPO について知り、課題図書を通じて社会の現状と課題を習得した後、実際の現場で活動する組織の方をゲスト講師として迎え、話を伺う機会を設定した。学生はNPO やNGO でボランティアをするための企画書を個別に作成し、各自の発表によりボランティア活動を共有することを通じて、国際協力や社会貢献について考えた。授業では、身近にできるボランティアがあることや、貧困などの問題は途上国だけでなく、私たちの身近な問題でもあることに気づいた。学生は国際協力学の基礎とともに、目的に沿った知識と情報の収集力を身に着け、想像を駆使した「他者への共感」が向上したといえる。

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