書誌事項
- タイトル別名
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- 移行的労働市場論とフレキシキュリティ・アプローチ
- Die Theorie der Ubergangsmarkte und der Flexicurity-Ansatz der EU
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説明
EU の新しい中期戦略「欧州 2020」は,欧州雇用戦略の基軸となるフレキシキュリティ・アプローチを継承している.フレキシキュリティ・アプローチとは,ライフサイクルを通じたワーク・ライフ・バランスの実現を目指すと同時に,EU 経済の競争力を向上させるために労働市場の柔軟性と雇用・所得保障を組み合わせる体系的かつ包括的な統合戦略である. 本稿の目的は,移行的労働市場論がフレキシキュリティ・アプローチを理論的に基礎づけていることを明らかにし,経路依存的に展開されるフレキシキュリティ政策の事例を紹介することである.そのために,労働市場政策の新しいパラダイムとして注目される移行的労働市場論を概観してのち,欧州雇用戦略の展開の中でフレキシキュリティ・アプローチを位置づけ,デンマーク,オーストリア,ドイツにおけるフレキシキュリティ促進のための政策用具を取り上げる.
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KJ00007987499
論文
Article
収録刊行物
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- 京都学園大学経済学部論集 = Journal of the Faculty of Economics Kyoto Gakuen University / 京都学園大学経済学部学会 編
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京都学園大学経済学部論集 = Journal of the Faculty of Economics Kyoto Gakuen University / 京都学園大学経済学部学会 編 21 (1), 1-24, 2011-09-01
亀岡 : 京都学園大学経済学部学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813392819200
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- NII論文ID
- 110009428382
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- NII書誌ID
- AN10373395
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- ISSN
- 09167331
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- NDL書誌ID
- 023382479
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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