山形県立保健医療大学看護学科と山形県立中央病院看護部との連携に関する意識

書誌事項

タイトル別名
  • Attitudes toward Cooperation between the Department of Nursing, Yamagata Prefectural University of Health Sciences and the Nursing Department, Yamagata Prefectural Central Hospital
  • ヤマガタ ケンリツ ホケン イリョウ ダイガク カンゴ ガッカ ト ヤマガタ ケンリツ チュウオウ ビョウイン カンゴブ ト ノ レンケイ ニ カンスル イシキ

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抄録

山形県立保健医療大学と山形県立中央病院との連携に関する意識と課題を、無記名質問紙調査により明らかにした。大学看護学科教員26人と病院看護師643人に調査用紙を配布し、それぞれ13人、434人から回収した。 大学教員は「教員が看護師の大学院進学相談」「看護師が大学の施設利用」「看護師が学生の実習指導」をとても必要と考え、「看護師と一緒に研究」「病院で開催する勉強会に参加」を希望していた。病院看護師は「看護師が実習指導」「看護師が大学の施設利用」「教員が病院の情報を学生に提供」をとても必要と考え、「大学の施設利用」「大学で開催する勉強会に参加」を希望していた。「自分自身」「自分の所属」「地域住民」「連携の相手」に対して連携のメリットがとてもあると考えた割合は、教員の方が看護師に比べいずれも高かった。 連携事業としてとても必要と認識し参加を希望する事業は、大学教員と病院看護師で異なっていた。大学と病院が持つそれぞれの機能や人材を有効に活用することで、連携をさらに推進できる可能性があることが示唆された。

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