過去のオリンピック・パラリンピックの経験を踏まえた2020東京オリンピック・パラリンピックを契機としたインバウンド振興策に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • カコ ノ オリンピック ・ パラリンピック ノ ケイケン オ フマエタ 2020 トウキョウ オリンピック ・ パラリンピック オ ケイキ ト シタ インバウンド シンコウサク ニ カンスル イチ コウサツ
  • Japan's Inbound Strategies Using 2020 Tokyo Olympic and Paralympic Games Based on the Experiences of the Past Games

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抄録

政府は,2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致を追い風として,同年の訪日外国人旅行者数の目標値を2000万人に設定し,そのための施策を「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2014」にまとめ、本年6月に閣議決定した。迅速な意思決定と取組に包括性がある点は高く評価される。しかし,その取組が政策として適切かどうかについては,議論が始まっていない状況である。本稿は,過去のオリンピック・パラリンピック開催都市におけるインバウンド振興に関する教訓を整理し,これを踏まえて「アクション・プログラム2014」の評価を試みるとともに、その改善点を論じ,今後の議論の一助とするものである。

収録刊行物

  • 観光科学研究

    観光科学研究 (8), 3-11, 2015-01-31

    首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 観光科学域

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