A市における看護学実習に携わる臨地実習指導者の思い -学生に対する思い・実習指導への思い-

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書誌事項

タイトル別名
  • Feelings and Thoughts of Nurses in Charge of Clinical Training in "A" City  -Feelings and Thoughts regarding students and teaching practical education-
  • Aシ ニ オケル カンゴガク ジッシュウ ニ タズサワル リンチ ジッシュウ シドウシャ ノ オモイ : ガクセイ ニ タイスル オモイ ・ ジッシュウ シドウ エ ノ オモイ

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説明

[目 的]臨地実習指導者の思いを明らかにし,臨地実習指導者と教員との効果的な連携と実習の在り方についての示唆を得ることである。 [方法]A市内の3病院の臨地実習指導者 8名に非構造化面接を行い,質的帰納的分析を行った。 [結果]【指導者としての方針】,【自分の指導方法】,【指導のジレンマ】,【指導者として報われる】 ,【臨地実習の有り様を問う 】,【今時の学生事情を知る】,【スタッフの協力の必要性】,【教員との信頼関係の必要性】,【指導者としての学び】の 9つのカテゴリーを抽出した。 [考察]臨地実習指導者は実習指導を通じて自分の実習指導が揺らぎ,【指導のジレンマ】を感じていた。しかし,環境の影響から得られる【指導者として報われる】経験は,指導者としての役割意識の構築につながると考えら れた。【教員との信頼関係の必要性】では,普段から教員は臨地実習指導者と目標を共有し,相談しつつ実習をともに進める信頼関係の構築が必要である。

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