非開胸での食道癌根治手術の手技と短期成績 -食道癌根治術に,まだ開胸は必須か?-
書誌事項
- タイトル別名
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- PROCEDURE AND SHORT-TERM RESULTS OF RADICAL SURGERY FOR ESOPHAGEAL CANCER WITHOUT THORACOTOMY - IS THORACOTOMY STILL MANDATORY FOR ESOPHAGEAL CANCER CURATIVE SURGERY?
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説明
食道癌に対する手術は,開胸,開腹,頸部操作と3域にわたるもので,その侵襲は非常に大きいものである.近年,気縦隔法による縦隔操作を行うことで,開胸操作を行わない手術が報告さ れるようになった.この術式により,肺合併症が減らせると報告されている.2018年6月より,開胸 操作を行わない気縦隔法による縦隔操作での手術を導入した.2018年12月までに6例の手術を経験し, その手術後の経過において肺合併症は経験していない.しかし縫合不全が非常に多くなっていた.食道癌術後の肺炎は予後を悪化させるとの報告のあり,本術式による肺炎の抑制は予後の改善も期待できる.
収録刊行物
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- 横浜医学
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横浜医学 70 (2), 101-106, 2019-05-30
横浜市立大学医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813457256448
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- NII論文ID
- 120006718510
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- ISSN
- 03727726
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles