大学生の「体育」に関する意識調査 - 小学校教員養成課程に在籍する大学生を対象として -

書誌事項

タイトル別名
  • ダイガクセイ ノ タイイク ニ カンスル イシキ チョウサ ショウガッコウ キョウイン ヨウセイ カテイ ニ ザイセキスル ダイガクセイ オ タイショウ トシテ
  • A Survey about "Physical Education" of University Students - For the University Students Registered a Primary School Teacher Training Course -

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抄録

type:資料

本研究は「体育科研究」を受講する大学2年生を対象とし、授業最終日に出席した学生90名(男58名、女32名)を対象に「プロフィール」、「小学校の体育授業経験」、「体育に対する考え」に関するアンケートを実施した。その結果、体育と運動の好嫌の関連性については、体育が好きな場合、運動も好きであるが、体育嫌いの場合、運動も嫌いという関係が示された(p<0.05)。小学校の体育授業経験については、体育好きの子どもには十分な指導であっても、体育嫌いの子どもにとっては不十分なことが多く、習得できていない可能性が推測された。また体育好きな子どもを中心とした授業展開の可能性、体育嫌いの子どもに対する教員の言葉がけの少なさについても推測できる結果が示された。体育に関する考えは、教員志望か否かに関わらず、新学習指導要領の教科目標にそった回答であったが、同時に体育をレクリエーションのように捉えている傾向が伺えた。

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