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- ラット ショウチョウ ネンマク レチナール カンゲン コウソ カッセイ ノ ソ
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ラット小腸粘膜のレチナール還元酵素(RRase)のin vitroにおける活性測定法を確立すると共に,その系におけるレチナールの還元及び酸化反応について調べた.小腸のRRaseは摂取されたβ-カロテンなどプロビタミンAから生じるレチナールをレチノールに変える作用が主たる役割と考えられる酵素である.小腸粘膜ホモジェネートを用いてin vitroでRRase活性を測定すると,比活性の再現性が乏しく,またホモジェネート中でのRRaseの速やかな失活が起こる.これを防ぐためには,酵素調製用緩衝液にニコチンアミドやNADHなどのニコチンアミド誘導体を2mM以上加えるのが有効であることを見いだした.最適pHは4.3,cofactorとしてGSHを要求する点はすでにGoodmanらが報告している通りであるが,GSH以外のチオール試薬もGSHと同様に有効であった.EDTA添加によって活性を殆ど失うが,Ca2+,Mg2+の添加で活性が回復することから,これらが金属イオンとして要求されていると思われる.RRaseのkm値は83.3μMであり,200μM以上のレチナールを用いて活性測定を行うと120minで基質レチナールの40%以上が還元される.このことは,レチナール還元反応がレチノール生成に大きく傾いた反応であることを示すものである。
Journal
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- 岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University
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岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University (81), 1-7, 1993-02
岡山大学農学部
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813616648576
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- NII Article ID
- 110000130335
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- NII Book ID
- AN00033029
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- ISSN
- 04740254
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- NDL BIB ID
- 3812900
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles