キャベツ,レタス,パセリーのセル成型苗の育苗法 : 育苗日数,培養土,被覆肥料の利用が生育に及ぼす影響

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  • キャベツ レタス パセリー ノ セル セイケイ ナエ ノ イクビョウホウ イク

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抄録

夏まきキャベツ,レタス,パセリーのセル成型苗育苗に適する育苗日数,培養土の種類について検討した。また,培養土に被覆肥料を混合して,育苗期間中のかん水を,液肥に頼らず水のみでできる省力的な管理法について検討した。1. 育苗日数はキャベツ(セルトレイ: 144号),レタス(セルトレイ: 220号)では20~24日,パセリー(セルトレイ: 220号)では35~39日が良いと判断された。2. 培養土はキャベツでは窒素成分が100~150mg/l添加されているもの,レタスでは播種後10日目より液肥で管理する場合は,窒素成分が60~70mg/l添加されているもの,パセリーではバーミキュライト,ピートモスの混合割合が高いものが適すると判断された。3. 育苗期間中,省力的な管理を行うための培養土と被覆肥料(マイクロロングトータル)の添加量は,キャベツでは窒素成分の添加量が30mg/lの葉茎菜培土に3g/lの混合が,レタスでは同じく葉茎菜培土に2g/lの混合が,パセリーでは窒素成分の添加量が150mg/lの与作N-15に3~5g/lの混合が適すると判断された。

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