クロガシラガレイ(サロマ湖系群)の成熟体長と成熟年齢
書誌事項
- タイトル別名
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- クロガシラガレイ サロマコケイグン ノ セイジュク タイチョウ ト セイジュク ネンレイ
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説明
クロガシラガレイ(サロマ湖系群)の成熟体長と成熟年齢 村上修 漁獲対象魚種の産卵期、成熟体長及び成熟年齢を把握することは、漁期や体長の規制及びSPR型管理等の有効な資源管理方策を設定するため特に重要である。そこで、1989年~1999年のクロガシラガレイのサロマ湖系群を対象に産卵期を推定し、体長と成熟率、年齢と成熟率の関係を3つの成熟曲線モデルで比較した。その結果、産卵期は4~5月と推定され、成熟は年齢よりも体長に依存していることが示唆された。10~11月のデータから推定した50%成熟体長は、雄が13.7㎝、雌が17.1㎝で、50%成熟年齢は、雄が約4歳、雌が約5歳と算出された。成熟曲線を算出する際には、いつの時期のデータを選択するかが最も重要であり、成熟曲線はシンプルなロジスチック関数モデルで充分に実用的であった。 A337 北水試研報 61 17-23 2002
収録刊行物
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- 北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station
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北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station (61), 17-23, 2002-03
余市町 (北海道) : 北海道立中央水産試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813643899776
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- NII論文ID
- 40005533319
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- NII書誌ID
- AN10008130
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- ISSN
- 09146830
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- NDL書誌ID
- 6212188
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
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