ヒラメのネオヘテロボツリウム症(貧血症)の原因に関する研究

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  • ヒラメ ノ ネオヘテロボツリウムショウ ヒンケツショウ ノ ゲンイン ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

1995年頃から天然海域や養殖場で、貧血症状のヒラメが見つかり大きな問題となっている。この原因としてはウイルスと新種の単生目吸虫であるネオヘテロボツリウムが疑われている。そこで、これらの要因と貧血症との関係を調べるため垂直感染実験およびネオヘテロボツリウムによる感染実験を行った。その結果、垂直感染実験については感染が起こらなかったが、ネオヘテロボツリウムによる感染実験では感染が成立した。これらの結果から本貧血症はネオヘテロボツリウムによる失血性貧血であると考えられる。

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