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- ノウギョウ ヨウスイロ コンクリート ノ レッカ トクセイ
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Abstract
コンクリート構造物の中でも、農業用水路などの農業用構造物はその機能上からみて他の構造物よりpHの低い流下水による劣化(中性化による)を受けやすい劣悪な環境下にある。コンクリート構造物がこの様な環境下に長期間晒されてコンクリートの劣化が進むと、やがてはその機能が阻害されるようになり、その阻害の度合いによっては、構造物の改修が必要となる。コンクリートの劣化対策を講じるためには、コンクリートの劣化のメカニズムを明らかにするとともにコンクリートの劣化状況を把握しておく必要がある。本研究では、まずコンクリート構造物の劣化対策のための基礎資料を得るために、佐賀県白石平野における農業用水路を対象として、コンクリートの劣化の実体を現地調査した。つぎに、室内において、コンクリート供試体を強酸性の溶液中に浸漬して強度劣化を促進させた場合の強度劣化特性を、水中養生した場合の強度との対比において検討したものである。
Journal
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- 佐賀大学農学部彙報
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佐賀大学農学部彙報 (87), 67-78, 2002-12
佐賀大学農学部
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813646685056
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- NII Article ID
- 110000452510
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- NII Book ID
- AN0009670X
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- ISSN
- 05812801
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- NDL BIB ID
- 6430215
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles