冬期寡日照地域におけるトルコギキョウの2度切り栽培

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タイトル別名
  • トウキカニッショウ チイキ ニ オケル トルコギキョウ ノ 2ド ギリ サイバイ

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説明

1番花を採花した切り下株を12月中旬まで無加温管理し、その後最低温度15℃以上の高温管理を行った場合でも、1番花採花後も継続的に高温管理した場合とほぼ同時期の開花が可能である。この方法により、暖房用燃料消費量が約18%削減可能である。2.また、1月中旬まで無加温管理し、その後高温管理することにより、開花期は1週間程度遅れるが、暖房用燃料消費量が約42%の削減が可能となる。3.切り下株の低温管理後の高温管理開始時期を変えることにより2番花の開花時期をずらすことが可能である。また、低温管理後の温度管理を変えることによっても2番花の開花時期をずらすことが可能である。4.高温管理開始後に長日処理を行うことにより、開花を早めることが可能である。5.11月から12月までの高温管理と11月にジベレリン2回処理を併せて行うとともに1月に無加温管理及び2月以降に再び高温管理することにより、12月まで無加温管理を行った後、1月から高温管理する場合よりも開花が早まる。

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