Salmonella Enteritidis不活化ワクチン接種鶏における強制換羽処理の影響

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  • Salmonella Enteritidis フカツカ ワクチンセツシュケイ ニ オケル キョウセイカンウ ショリ ノ エイキョウ

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強制換羽処理(強換)がSalmonella Enteritidis (SE)不活化油性アジュバントワクチン(SEワクチン)の有効性に及ぼす影響を検討するため、SEワクチンの接種回数・時期を違えた鶏群を用いて以下の調査を実施した。採卵鶏63羽を4群に分け(各群15~16羽)、SEワクチンを1群は104日齢(産卵開始前)、2群は104と447日齢(産卵開始前と強換前)、3群は447日齢(強換前)に接種、4群は無接種とし、472日齢に全羽にSEリファンピシン耐性株を経口接種して、接種4日後から各群の半数に強換を実施、残りの半数は無処理とした。接種4、7、11日後に盲腸便の排菌数を測定し、14日後に解剖して全羽の盲腸内容と肝臓、脾臓、卵巣、卵管からSE分離を試みた。その結果、いずれの群においても排菌数は強換区が無強換区に比べて高い値で推移した。各群の強換区について排菌数を比較すると、すべてのワクチン接種群の強換区がワクチン無接種群の強換区に比べ調査期間を通じて低い値で推移した。しかし、これらの強換区はいずれも1群の無強換区より排菌数が高い傾向にあった。臓器における生菌数はいずれの群も低い値を示した。

Journal

  • 鶏病研究会報

    鶏病研究会報 39 (1), 31-37, 2003-05

    つくば : 鶏病研究会

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