果樹園土壌の草生管理における省力化のための草種選択とその利用
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- カジュエン ドジョウ ノ ソウセイ カンリ ニ オケル ショウリョクカ ノ タメ ノ ソウシュ センタク ト ソノ リヨウ
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1.草生管理した果樹園における、省力化のための新しい草種について雑草抑草効果、果樹との養水分競合、果実品質等への影響を検討した。2.ヘアリーベッチは草丈60cm前後に成長するが、7月まで草刈り作業を一度も行うことなく省力的に土壌管理を実施できる。3.ナギナタガヤの草丈は最大50cm程度になるが、6月上旬には倒伏、枯死し、その後の抑草効果は8月中旬にまでおよび、夏季の草刈り作業の必要性はなく、たいへん省力的に土壌管理が実施できる。4.ヘアリーベッチは生育期に土壌が乾燥し、水分競合が考えられるが、ナシ‘幸水’への果実品質に及ぼす影響は認められない。5.ナギナタガヤのマルチ化による土壌水分保持により、ナシ‘豊水’の果実品質、収量への影響が考えられるが、果実糖度の増減、果実肥大等に差は認められない。
Journal
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- 神奈川県農業総合研究所研究報告 = Bulletin of the Agricultural Research Institute of Kanagawa Prefecture
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神奈川県農業総合研究所研究報告 = Bulletin of the Agricultural Research Institute of Kanagawa Prefecture (143), 39-47, 2003-03
平塚 : 神奈川県農業総合研究所
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813649473152
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- NII Article ID
- 40005902915
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- NII Book ID
- AN0004334X
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- ISSN
- 03888231
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- NDL BIB ID
- 6670046
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles