ロイコチトゾーン症による損耗防止技術に関する試験(3) : ビタミン及びヒトデの投与がロイコチトゾーン症発生後の産卵回復に及ぼす効果
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説明
前報でビタミン剤、ガーリック、ヒトデ粉末の飼料添加がロイコチトゾーン症発生後の産卵回復に及ぼす効果について検討したところ、ガーリックとヒトデは効果が認められたが、ビタミン剤投与の効果は認められなかった。このため、今回は、ビタミン剤の添加濃度を変えて再確認を行った。さらに、前報で供試したヒトデを引き続き用い、調製2年目の効果を調査した。その結果、ロイコチトゾーン症発生後の産卵回復にビタミン剤投与の効果が少し認められた。しかし、産卵回復効果は小さく、通算産卵率及び産卵日量には大きな差はなかった。なお、ビタミンの添加濃度0.5%と0.25%との間に差がなかった。調製2年目のヒトデもビタミンと同程度の効果が見られたが、調製1年目に比べると、その効果が減少した。
収録刊行物
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- 山口県畜産試験場研究報告
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山口県畜産試験場研究報告 (14), 125-128, 1998-03
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813656586240
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- ISSN
- 02871262
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB