鋼材と木材の複合構造材 : 振動特性について
書誌事項
- タイトル別名
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- コウザイ ト モクザイ ノ フクゴウ コウゾウザイ シンドウ トクセイ ニ ツイテ
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抄録
間伐材を使用した鋼材と木材の複合構造材を作製し,鋼材の欠点である振動が,木材と複合することにより減衰することを確認するため,インパルスハンマー法による振動特性試験を実施した。複合構造材の構造はH形鋼を芯材とし,その周囲に木材を接着剤により被覆し,その端部にH形鋼のみかあなる所定の長さの継ぎ手部を設けて構成した(写真-1)。接着剤はエポキシ樹脂,ポリウレタン樹脂を使用した。被覆に使用した木材はスギCryptomeria japonica・テーダマツPinus taedaを使用した。試験の結果は,(1)固有振動数が低下する傾向を示した。(2)一次振動モードでは減衰比は低いが,二次振動モード以上の高次では減衰比が高くなった。(3)単位振動荷重に対する応答値が低下した。これらのことから低い周波数の振動については減衰性が劣るが,高い周波数では減衰性が高くなり,振動を吸収する効果が高くなることが判明した。
収録刊行物
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- 三重県科学技術振興センター林業研究部研究報告
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三重県科学技術振興センター林業研究部研究報告 (15), 29-35, 2003-03
白山町 (三重県) : 三重県科学技術振興センター林業研究部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813660742528
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- NII論文ID
- 80015974891
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- NII書誌ID
- AA11673563
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- ISSN
- 13480510
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- NDL書誌ID
- 6575005
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles