ヤマトシロアリの配偶システムと条件的単為生殖
書誌事項
- タイトル別名
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- ヤマトシロアリ ノ ハイグウ システム ト ジョウケンテキタンイ セイショク
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抄録
ヤマトシロアリの配偶システムと単為生殖に関する最新の研究結果をレビューした。まず、シロアリの生活史について述べ、特に群飛から異性探索、そしてコロニー創設に至るまでの行動特性に関する新たな知見について述べた。ヤマトシロアリの雌の有翅虫は、群飛後に雄と配偶できなかった場合、単独、または二雌の共同でコロニーを創設し、単為生殖により繁殖することが明らかになった。単為生殖で産まれた子は、わずかな卵期間の延長を除けば、有性生殖の子と同様に正常発育する。染色体観察およびマイクロサテライト遺伝子解析により、ヤマトシロアリの単為生殖では末端融合型のオートミクシスにより二倍体に核相回復することが示された。さらに、単為生殖の進化に必要な条件、単為生殖の伴う遺伝的・発生的制約に加え、生態学的制約について考察した。
収録刊行物
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- 岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University
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岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University (94), 73-79, 2005-02
岡山大学農学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813662175360
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- NII論文ID
- 120002304161
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- NII書誌ID
- AN00033029
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- ISSN
- 04740254
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- NDL書誌ID
- 7243607
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles