米貯蔵タンパク質のペプシン分解特性

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  • コメチョゾウ タンパクシツ ノ ペプシン ブンカイ トクセイ

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米の各タンパク質画分を電気泳動法及び消化酵素ペプシンを用いた抽出法により測定した。その結果、「プロラミン」(60?90%エタノールに可溶で90%以上のエタノール、水、中性塩溶液に不溶性)画分は酸性化ペプシン処理により一部が分解された。また、米を熱処理すると変性することによりペプシン分解画分はペプシン難分解画分に移行した。したがって、タンパク質の摂取制限がある腎臓病患者に米を供給する場合、これらのことを考慮に入れて米貯蔵タンパク質の分画、定量を行う必要がある。

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