生育促進と雑草防除をねらいとした飼料用トウモロコシのマルチ栽培技術の確立

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  • セイイク ソクシン ト ザッソウ ボウジョ オ ネライ ト シタ シリョウヨウ トウモロコシ ノ マルチ サイバイ ギジュツ ノ カクリツ

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マルチフィルムの使用により、4月1目は種で発芽が約3日、黄熟期到達が約7日間短縮され、生育促進効果が確認できた。雑草防除効果は黒マルチフィルムが高く、除草なしでも乾物収量で108.4%に増収した。白マルチフィルムではフィルム下に雑草が繁茂した。乾物収量を品種別に比較すると極早生種と早生種で収量が107%?133%に増加しており、逆に中生種では同等ないしはやや減少していた。マルチによる増収効果が極早生・早生で認められた。硝酸態窒素含量は黒マルチ区、白マルチ区、無処理区の順に高かった。これは雑草による硝酸態窒素吸収が原因と考えられた。

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