木質複合構造の耐火性能に関する研究(その2) : 鋼製柱を木質系材料で耐火被覆した仕様について

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  • モクシツ フクゴウ コウゾウ ノ タイカ セイノウ ニ カンスル ケンキュウ ソノ 2 コウセイ ハシラ オ モクシツケイ ザイリョウ デ タイカ ヒフク シタ シヨウ ニ ツイテ

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抄録

木質系1時間耐火構造を開発するため,鋼製柱を木材で耐火被覆した仕様について検討を行った。鋼製柱は300×300×10/15のH形鋼,及びそれより小断面である150×75×5/7のそれを集成材で密実に被覆したものを試験した。集成材はスギ,カラマツ,ベイマツの集成材を使用した。試験の結果,300×300及び150×75の鋼材断面に対して,ベイマツ,カラマツ被覆にあっては,耐火構造の性能を有することが確認されたが,スギにあっては,耐火構造の性能を確認することができなかった。

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