新鮮胚の輸送凍結融解胚移植における臨床的検討

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  • Clinical Study of Transport Fresh Embryo Frozen-thawed Embryo Transfer

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サテライトAR施設での余剰新鮮胚をARセンターに輸送後に凍結保存を行う、新鮮胚の輸送凍結融解胚移植法における臨床的有効性を検討した。輸送後凍結融解胚移植となったトランスポート群15症例28周期、センターで採卵、凍結融解胚移植となったセンター群165症例256周期を対象とした。HEPES buffered HF+30%SSSを輸送培奏液とし、緩慢凍結法を用いた。胚生存率、移植胚数、胚移植率、妊娠率、IVF胚生存率、ICS1胚生存率、前核期胚生存率、分割期胚生存率以上すべて両群間に有意差は認めなかった。新鮮胚の輸送凍結融解胚移植法において、輸送ならびに凍結融解による悪影響は認められず臨床応用可能と思われた。

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参考文献 (32)*注記

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