食品残さ添加飼料給与が房総地どりの発育と肉質に及ぼす影響(2)

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  • ショクヒンザンサ テンカ シリョウ キュウヨ ガ ボウソウジドリ ノ ハツイク ト ニクシツ ニ オヨボス エイキョウ 2

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抄録

千葉県内のOホテルで作出した食品残さを、ブロイラー肥育用配合飼料に20%、および10%上乗せしたものを房総地どりに給与し、発育成績、解体成績、肉色、理化学的肉質成績に及ぼす影響を検討すると共に、肉の官能調査も実施した。調査は餌付け時から15週齢まで実施した。発育成績は調査初期では対照群が良好な値を示したが、その後は明らかな差はみられなくなった。飼料要求率は20%上乗せ群がもっとも優れた値を示した。解体成績では上乗せ群の2群の生肉および骨重量割合が、対照群と比べて高い値を示した。肉色値には給与飼料による差はみられなかった。理化学的肉質検査でも、給与飼料による一定の傾向はみられなかった。官能調査では20%上乗せ群の評価が高かった。

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