農薬の魚類に対する毒性について(27)

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抄録

コイCyprinuas carpio、アユPlecoglossus altivelis altivelis、ニジマス Oncorhynchus mykissに対するバスタ液剤の急性毒性(48時間半数致死濃度)を検討した。バスタ液剤の48時間LC50は、コイ100.0mg/l、アユ55.0mg/l、ニジマス85.9mg/lとなり、三魚種中ではアユにもっとも高い感受性を示した。よって農薬の使用方法を遵守し、特にアユが生息する河川や養魚場付近での取り扱いに注意すべきである。

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