交流拠点施設の設置効果と利用実態 : 道の駅を事例として

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  • コウリュウ キョテン シセツ ノ セッチ コウカ ト リヨウ ジッタイ ミチ ノ エキ オ ジレイ ト シテ

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抄録

1.山口県内の交流活動は、波及効果の大きさにより「生産型」から「生き甲斐型」と「地域資源活用型」、そして「地域づくり型」の取り組みへとステップアップする。交流活動のステップを評価し、活動展開の方向を明かにすることは、地域活動主体の自主性を高めるのに有効である。2.道の駅は他の交流施設に比べて利用者数、売上高ともに突出しており、直売や体験の機能がある施設は利用者1人あたりの売上額が多いことが明かとなった。集客力や販売力が突出している道の駅を核とし、地域内の直売や体験機能を有する施設が連携することで、それぞれの施設の活性と地域への波及効果が大きくなることが期待できる。3.道の駅が今後もさらに地域の交流拠点としての役割を発揮するためには、直売所の店舗や商品を活かした地域らしさのある取り組みと、利用者に対して地域資源を活かした多様な行動提案をすることが重要になると考える。

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