キク花弁における白色形成のメカニズム

書誌事項

タイトル別名
  • キク カベン ニ オケル ハクショク ケイセイ ノ メカニズム

この論文をさがす

説明

花色はポリネーターである昆虫を引きつけるように、香りや形とともに長い年月をかけて進化してきた。また、花きの商品価値を高めるうえで花色は重要な要素であり、人間の嗜好性に合わせ、「育種」という作業によって人為的にさまざまな花色が創られてきた。栽培ギクには白色、黄色、橙色、赤紫色などさまざまな花色の品種がある。これらの花色は主にカロテノイドとアントシアニンの2種類の色素により創られる。本稿ではキク花弁の白色形成のメカニズムを中心に、筆者らのキク花弁のカロテノイドに関する研究を紹介したい。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ