水稲早生新品種「ゆきん子舞」
書誌事項
- タイトル別名
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- スイトウ ワセ シンヒンシュ ユキンコマイ
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抄録
「ゆきん子舞」は、新潟県農業試験場(現新潟県農業総合研究所作物研究センター、長岡市)において、1988年に「山形35号」(どまんなか)と「新潟20号」(ゆきの精)を交配し、その後代から育成した粳米品種である。「ゆきん子舞」は、2004年に新潟県の種子対策品種に指定され、作付けが奨励されている。1.「ゆきん子舞」は成熟期が「ゆきの精」より5日、「こしいぶき」より3日早く、育成地では早生に属する。2.稈長、穂長及び穂数は「ゆきの精」並で、草型は中間型である。3.倒伏抵抗性は強、多肥条件における耐倒程度は、「ゆきの精」「こしいぶき」及び「あきたこまち」に比べ小さく優れるが、「新潟早生」より劣る。穂発芽性は易である。4.圃場抵抗性は葉及び穂いもちともに中で、いもち病抵抗性推定遺伝子型はPia、Piiと推定される。5.収量性は、「ゆきの精」に比べやや低く、「こしいぶき」並である。6.玄米品質は、「ゆきの精」に比べ明らかに優れ、「こしいぶき」並である。高温登熟条件下での白未熟粒の発生は「ゆきの精」「越路早生」「あきたこまち」「ひとめぼれ」に比べて少なく、高温登熟性は「こしいぶき」並みに優れる。7.食味は「ゆきの精」に比べ優れるが、「こしいぶき」より劣る。
収録刊行物
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- 新潟県農業総合研究所研究報告 = Journal of the Niigata Agricultural Research Institute
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新潟県農業総合研究所研究報告 = Journal of the Niigata Agricultural Research Institute (9), 89-98, 2008-03
長岡 : 新潟県農業総合研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813677513600
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- NII論文ID
- 40015987489
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- NII書誌ID
- AA1138913X
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- ISSN
- 13449206
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- NDL書誌ID
- 9473217
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles