空中スギ及びイネ科花粉アレルゲン(Cry j 1,Dac g)濃度のインターネットによる情報提供と今後の課題(2)

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花粉症対策の一つとして花粉症原因花粉の飛散に関する情報が各地で提供されているが、患者が感作され直接発症することに関係した物質の量という意味では、花粉の数よりも花粉アレルゲン量を情報化するのが望ましい。山形県衛生研究所では空中スギ及びイネ科花粉アレルゲン(Cry j 1、Dac g)濃度の測定をルーチン化し、インターネットによる情報提供を行っている。現在、国内でアレルゲン濃度情報を提供しているのは山形県衛生研究所のみである。

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