トルコギキョウおよびストックの少量土壌培地耕に関する研究

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  • トルコギキョウ オヨビ ストック ノ ショウリョウ ドジョウ バイチコウ ニ カンスル ケンキュウ

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ホームユース用切り花需要の増加に対応するため、低コストで導入でき省力栽培が可能な少量土壌培地耕によるトルコギキョウおよびストックの切り花栽培について検討した。1)少量土壌培地耕により栽培したトルコギキョウおよびスプレーストックの採花時期は養液土耕より早まった。特にスプレーストックでは10〜30日ほど開花が早かった。2)トルコギキョウ、スプレーストックともに少量土壌培地耕で栽培することにより、切り花の草姿は養液土耕のものに比べ短く細いものとなった。3)少量土壌培地耕で栽培することにより花持ちが良くなり、トルコギキョウの切り花の観賞期間は養液土耕のものに比べ3〜5日長くなった。4)トルコギキョウの少量土壌培地耕において、給液量を調整することで生長および切り花形質を制御することが可能である。5)異なる栽培システム(少量土壌培地耕、養液土耕)と播種時期を組み合わせることにより、スプレーストックでは同一品種を用いた長期間の収穫出荷が可能となる。6)スプレーストックの少量土壌培地耕の栽植様式は株間12cm、1プランターあたり12株定植が適する。

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