中山間地における夏秋どり根深ネギの品種選定と作期前進化

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  • チュウサンカンチ ニ オケル ナツ アキドリ ネブカネギ ノ ヒンシュ センテイ ト サクキ マエ シンカ

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抄録

1.耐風性が強く、収量性も「吉蔵」と同等以上の品種として、「ホワイトタワー」、「緑の剣」、「TSX-021(光の剣)」、「夏扇2号」を選定した。2.中山間地において、8月上旬から安定して収穫・出荷を行うには、品種は「吉蔵」よりも「ホワイトスター」の方が適している。3.中山間地において、8月上旬から安定して収穫・出荷を行うには、3月上旬に定植するのがよい。4.その際、総収量に重点を置くのであれば、3粒播きで、2L・Lサイズ収量に重点を置くのであれば、2粒播きで育苗するのがよい。5.3月上旬定植においては、年によって低温の厳しい年もあるので、パスライトで定植後1か月程度べたがけ被覆を行うと低温による被害を軽減できる。

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