竹チップ炭の調湿性能(2) : 竹チップ炭と破砕竹炭の部位別及び粒度別吸放湿性能比較

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  • タケ チップタン ノ チョウシツ セイノウ 2 タケ チップタン ト ハサイ チクタン ノ ブイベツ オヨビ リュウドベツ キュウホウシツ セイノウ ヒカク

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前報(松岡、2009)に引き続き、竹チップの利用を検討するにあたり、竹チップ炭の調湿性能を調査した。前報では、700℃炭化の竹チップ炭に優位性が見いだされ、また、炭化温度や炭の種類がB値に影響しないことが判明したため、本報では700℃炭化物の吸放湿試験のみを実施し、竹チップ炭の部位別吸放湿試験及び、竹チップ炭と破砕竹炭の粒度別吸放湿試験を行った。その結果、吸放湿性能に期待した調湿材としての利用には、タケの葉部を含む全部位から採取した竹チップを(700度で)炭化し、その中でも目開き3mm程度以上の粒度の竹チップ炭を選別したものが最適と思われた。

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