Bibliographic Information
- Other Title
-
- セイブン ミチョウセイ パンザンサ コンゴウ シリョウ キュウヨ ニ ヨル シモフリ ブタニク セイサン ギジュツ ノ カイハツ
Search this article
Description
県内のパン工場から排出される食パンの耳主体のパン残さ(以下パン残さ)を、市販飼料に30%もしくは50%混合し、栄養成分を調整せずに出荷前の2か月間、県内で普及する系統豚ダイ2サキタマ系交雑豚(LWD)に給与することで、背最長筋断面のマーブリングスコアーが1.8から4.2に上昇し、霜降り豚肉の生産が可能である。出来た豚肉のオレイン酸含量は、市販飼料で育てた豚肉と比較して、パン50%混合飼料区の方が3ポイント程度高く、筋肉内脂肪含量も高い。食味試験のアンケート調査において、約8割以上の試食者がパン残さで育てた豚肉の方が、市販飼料で育てた豚肉と比較して、香り、柔らかさ、味について高く評価した。実証試験を1戸の農家において、パン残さを市販飼料に50%混合し同様な条件で行ったところ、筋肉内脂肪含量は実験1と比較して低かったが、マーブリングスコアーは3.2と霜降り豚肉の生産が可能であった。
Journal
-
- 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center
-
埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (9), 9-16, 2010-03
熊谷 : 埼玉県農林総合研究センター
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282813689294336
-
- NII Article ID
- 40017105034
-
- NII Book ID
- AA11587869
-
- ISSN
- 13467778
-
- NDL BIB ID
- 10677491
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- journal article
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL Search
- CiNii Articles