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中央アルプス北部におけるミヤママタタビ(Actinidia kolomikta(Maxim. et Rupr.)Maxim.)の分布と果実収量

Abstract

ミヤママタタビ(Actinidia kolomikta)の地域産物化をはかる手始めとして生態的な基礎的知見を得るため、中央アルプス北部において系統収集を試みた。分布域と自生地の環境を把握するとともに、果実のサイズと収量を調査した。得られた系統数は10、自生地の標高は1420?1830m、地形は沢に面した斜面で、渓畔林の林縁が多かった。平均果実重は系統平均1.09g(0.35?1.65g)で、果形の系統間変異がわずかに認められた。果実における相対生長関係の分析から、果実重と果実長および果実径との間に強い関係が認められた。採集効率(1時間あたり採集可能数の対数階級値)を用いて収量を求めたところ、0.04?2.22(1.1?165.3g/hr)で、平均果実重、最大の収量ともに同地域におけるサルナシ(Actinidia arguta)の約4分の1であった。標高と比較すると、平均果実重および収量は、いずれも標高1600m付近を最大値とする上に凸の曲線関係を示した。

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