摘心が‘日川白鳳’の新梢長と果実成長ならびに品質に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Pinching on Shoot Length and Fruit Growth and Quality of 'Hikawa Hakuho' Peach Trees
  • テキシン ガ ヒカワ ハク ホウ ノ シン ショウチョウ ト カジツ セイチョウ ナラビニ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

主幹形に整枝した8年生の野生モモ台‘日川白鳳’(早生品種)を用いて、5月18日から6月29日まで毎週一回、20cm以上に伸びた新梢を摘心をして20cmにまで切り戻す処理を実施し、摘心が新梢の成長、生理的落果、果実成長、収量、果実重、果実品質を調査した。なお、反復数は4本とした。摘心をすると、枝の総伸長量は減少し、長い新梢の数が減少し、短い枝の構成割合が増加した。摘心によって果実成長はやや抑制され、1果実重は小さくなった。糖度、酸度は摘心によって低くなる傾向が見られた。生理的落果は摘心処理によって減少した。摘心区では枝の総伸長量と収量の間に正の相関が見られた。

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