埋め込みしたコナラ堅果のアカネズミによる持ち去り試験

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タイトル別名
  • ウメ コミ シタ コナラケンカ ノ アカネズミ ニ ヨル モチサリ シケン

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説明

アカネズミによる広葉樹の播種更新の阻害を軽減するため、飼育個体による土の深さ別の攪拌状況と、堅果の摂食、持ち去り状況を調べた。土の攪拌、トンネルの掘削は深くなるほど少なくなった。堅果は、地表に露出したものは全て持ち去られ、地下に深く埋め込まれるほど持ち去りが少なくなった。また、数粒をまとめて播種すると、深くても発見されやすい傾向があった。アカネズミによる更新阻害を軽減させ、効率的に更新させるには、堅果を1粒ずつ、深さ5cm程度埋め込むことが必要とおもわれた。

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