フィルムマルチ下地温に及ぶす植穴とダイズ植被の影響

抄録

本実験の目的は、フィルムマルチ栽培におけるフィルムの植穴径が地温に及ぼす影響を、ダイズ植被との関係から明らかにすることである。実験は2007年3月から6月にかけて行った。フィルムマルチのアルベドと表面温度は、無植生下の場合は植穴径と比例して変化したが、植生下では明瞭な関係がみられなかった。植穴径が増大すると最高地温と最低地温は低下するが、植生下では明確にみられなかった。各区の地温日較差比は植穴径と関係がみられ、さらに地被率による影響も受けた。日較差比は、無植生下と植生下ともに植穴径16cmの区にて最も小さくなった。

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