「いろどり」繭層の蛍光色の個体間差異

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  • イロドリ マユソウ ノ ケイコウショク ノ コタイ カン サイ

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抄録

「いろどり」繭層の黄色蛍光には個体差が認められ,無作為抽出した繭層(n=200)の蛍光色を調べた結果,強く蛍光を発する繭層(SF)と蛍光の弱い繭層(WF)の2区に分けられた。蛍光色の違いに拘わらず,310nm,495nm及び540nmの3種類の蛍光波長が常に観測されることから,「いろどり」繭層の蛍光色の個体差は,蛍光の波長成分の違いではなく,強度差に起因し,特に,540nmの蛍光波長の強度が「いろどり」繭層の蛍光色の決定に重要であることが示唆された。

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