リンドウ新品種 'ハイネスホワイト' の育成と品種特性

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  • リンドウ シンヒンシュ ハイネス ホワイト ノ イクセイ ト ヒンシュ トクセイ

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抄録

山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場(旧山型県立園芸試験場)において,リンドウ新品種'ハイネスホワイト'を育成した。本品種は,県内から収集した花色が白系の10月咲きササリンドウ(Gentiana scabra var.buergeri)を種子親に,同じく白系の8月咲きエゾリンドウ(G.triflora var.japonica)を花粉親として交雑し作出したF1品種である。 開花盛期は8月下旬で,花色は緑白に浅黄緑の縞となる。側枝の発生が多く,スプレータイプのしなやかな草姿となり,切り花1本当たりの総着花数は30~50輪で,切り花ボリュームが優れる。 本品種は,2005年8月に品種登録を出願し,2008年3月に品種登録された(品種登録の番号第16727号)。 現在,山形県の花き有望品種として位置づけられている。

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