効果的な英語学習支援プログラムの開発を目指して : 食品科学科1年生2クラスの自習支援方法の比較

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タイトル別名
  • コウカテキ ナ エイゴ ガクシュウ シエン プログラム ノ カイハツ オ メザシテ ショクヒン カガクカ 1ネンセイ 2 クラス ノ ジシュウ シエン ホウホウ ノ ヒカク

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抄録

本研究では,本学の食品科学科の学生にとって効果的な自習支援の方法を見いだすために,平成21年度後期の1年生対象の英語の授業2クラスにおいて,授業の一環として自習を行い,それぞれのクラスで異なる方法(管理的方法・自主的方法)を用い,その効果を比較し,考察した。それぞれの方法で用いた教材と学習形態は以下のa) とb) の2通りである。a) 管理的方法:図書館にあるレベル別多読用の本から主に本を選んで授業の一部と授業外に学習する。b) 自主的方法:提示された推薦教材を参考にして教材を選んで授業外に学習する。その結果,自主的方法より管理的方法が高い教育効果が得られることが分かった。自律的な学習ができるようになることを大学英語教育の目標の1つに設定すると,まずは授業と自習を連携させてやや管理された自習から始め,自主的な自習へと繋がるように指導・支援することの必要性が明らかになった。

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