クルマエビ尾肢外肢への切込み程度による標識の残存性(短報)

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  • クルマエビ ビシガイシ エ ノ キリコミ テイド ニ ヨル ヒョウシキ ノ ザンソンセイ タンポウ

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放流用のクルマエビ種苗の尾肢外肢に4段階の深さの切込みを施して193日間飼育し, 再生後の形状と標識としての有効性を比較した。外肢長の3/4以上に切込みを施した試験区では全ての個体に明瞭な変形がみられ,標識として有効であった。一方,1/2以下の切込み区では正常型の再生例が出現し, 標識が無効な例体もみられた。したがって尾肢外肢への切込みを標識として利用する場合には,外肢長の3/4以上に切込むことが必要であることが示された。

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