水稲糯新品種「愛知糯115号」の育成

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タイトル別名
  • A New Glutinous Rice Cultivar 'Aichi-mochi 115' for Rice Cake
  • スイトウダシン ヒンシュ 「 アイチダ115ゴウ 」 ノ イクセイ

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抄録

「愛知糯115号」は2011年に愛知県農業総合試験場において育成した水稲糯品種である。その来歴、特性は次のとおりである。1 本種は、1999年に、「愛知糯103号」を母本とし、「あ系糯783」を父本として交配した後代から育成した品種である。2 2001年、F3集団で個体選抜を実施し、その後、系統育種法に従って選抜固定を進めた。3 本種は、「十五夜糯」と同熟期の中生の糯種で、草型は偏穂重型に属し、耐倒伏性が優れる。4 「十五夜糯」より多収で、米粒は大粒で、外観品質は良い。餅の食味は良い。5 縞葉枯病に抵抗性を有する。

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