畜産排水処理における汚泥容量の自動計測制御システムの開発(1)

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タイトル別名
  • Development of automatic measurements and regulation system of activated sludge volume in livestock wastewater treatment (The first report)
  • 畜産排水処理における汚泥容量の自動計測制御システムの開発(第1報)
  • チクサン ハイスイ ショリ ニ オケル オデイ ヨウリョウ ノ ジドウ ケイソク セイギョ システム ノ カイハツ(ダイ1ポウ)

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抄録

浄化槽の管理では、ばっ気槽の活性汚泥濃度を推定する方法としてSV(Sludge Volume)30が用いられているが、家畜浄化槽を巡回した結果、浄化槽管理への活用方法に関する多数の照会が寄せられた。そこで、当センターでは、光透過センサーを利用した汚泥容量の自動計測制御システムを試作し、試作したシステムを利用してMLSS濃度の制御試験を実施した。その結果、MLSS濃度の平均値が10,894.8mg/L、流入水のBOD値に対するMLSS濃度(F/M比)が0.13(kgBOD)/(kgMLSS・日)の場合に、処理水のBOD平均値を17mg/Lまで低減でき、本制御を行うことで安定した良好な処理が達成できることを実証した。

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