The Environmental Survey on Contamination of Perfluorinated Compounds (PFCs) in Osaka Prefecture

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  • 大阪府内における有機フッ素化合物の環境調査
  • オオサカ フナイ ニ オケル ユウキ フッソ カゴウブツ ノ カンキョウ チョウサ

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府内の河川・海域等水質及び大気環境中における有機フッ素化合物(PFCs)の実態調査を行った。調査対象物質は14物質である。2007年7月の調査で,府内の河川ではPFOAの平均濃度は160ng/Lであった。2008年度は2007年7月の平均濃度で概ね1/2程度に減少していた。神埼川水域では,2007年にPFOAが600ng/Lの高濃度で検出されたが,2010年には80ng/Lと減少傾向であった。一方,代替物質であるPFHxAの濃度は増加していた。このPFHxA濃度の増加傾向は,海域においても見られ,神崎川水域の影響が海域へ及んでいることがわかった。大気環境における粉塵中では,PFOAが15~1800pg/m3検出され,調査日により濃度変動があった。また,PFNAとSPM濃度等一部のPFCsと大気汚染物質濃度に相関関係が認められた。

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