Saccharomyces cerevisiae由来グリセロール脱水素酵素の精製と細菌由来酵素の基質特異性

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タイトル別名
  • Purification of Glycerol Dehydrogenases from Saccharomyces cerevisiae and the Substrate Specificity of Bacterial Enzymes
  • Saccharomyces cerevisiae ユライ グリセロール ダツスイソ コウソ ノ セイセイ ト サイキン ユライ コウソ ノ キシツ トクイセイ

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抄録

多種類の糖アルコールを一括して脱水素酵素を用いて定量するために,マンニトールとアラビトールについて,Saccharomyces cerevisiaeとKluyvermyces lactisからそれぞれ遣伝子クローニング及びタンパク質の多量発現により目的の酵素の単離精製を行った。本実験ではS. cerevisiaeからグリセロール脱水素酵素の精製と基質特異性の決定を行った。遺伝子組換えによりタンパク質のN-末端あるいはC-末端にタグを付加した後,アフィニティークロマトグラフィーにより精製したタンパク質は期待に反して基質特異性に低い酵素であった。しかしながら,市販酵素にグリセロール含量の酵素的定量に利用できる基質特異性の高いグリセロール脱水素酵素を発見できた。

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