ニガウリの促成栽培における仕立て・整枝方法が生育,収量および作業時間に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Training Method on Growth, Yield and Work Time of Bitter Gourd in Forcing Culture
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説明
ニガウリの促成栽培において,安定多収生産の可能な栽培管理技術を確立するため,収穫枝を連続して更新する整枝法において,仕立て・整枝方法が,生育,収量および作業時間に及ぼす影響について検討した。1. 収穫枝を3本とした慣行整枝法に対し収穫枝を1本とした新整枝法は単位面積当たりの更新枝数および収獲果数が増加し,可販果収量は20%多かった。また,主要な管理作業に要する時間は主に整枝作業の短縮により,10%削減された。2. 株間が狭いほど単位面積当たりの更新枝数は多かったが,収穫果率は低く,収穫所要日数が長かった。可販果率はほぼ同じで,可販果収量は67cmで最も多かった。3. 12~2月の収穫枝当たりの着果数を6果とした場合に可販果収量が多かった。4. 更新用の側枝の数を5本とした場合,10本に対して収量を低下させることなく,主要な作業時間は18%削減された。特に,整枝作業に関する削減効果が大きかった。
収録刊行物
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- 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
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高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (21), 39-48, 2012-03
高知県農業技術センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813714856320
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- NII論文ID
- 80022360376
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- NII書誌ID
- AN10406825
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- ISSN
- 09177701
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles